カバンは枕にしちゃいけない
キャンプに行くまで
この頃のキャンプブームに乗ってソトヤマもキャンプに行きました。
ちゃんと何をそろえたらいいか調べて、予習としてヒロシのぼっちキャンプもゆるキャン△も見ました。
キャンプ場もなっぷで押さえて、いざ素敵なアウトドアライフ!
寝袋は昔父親からもらったやつがあったからラッキー。
テントは新古品だけど大丈夫。
準備はこれでOK!
キャンプ場に行った
というわけで秋深まる某キャンプ場へ。
山道をぐねぐねしてバイパスないのかここはと思ったけど、それも楽しい行きの道。
着いたらテントを貼り、イスを出して焚き火をして肉を焼きメスティンで米を炊くという自分の理想のキャンプを楽しく楽しくしておりました。
やがて日が落ち夜になり、焚き火を眺めてお酒をたしなみ、サイレントタイム(各キャンプ場で就寝のため音を控えてと言われている時間)になり、さあ寝ましょうと寝袋に初めて足を入れおやすみなさい、のはずだった。
枕を忘れる
ゆるキャン△でも「枕は着替えをコンプレッションバッグに入れておけば代用出来る」と言っていた。
・・・服が少なすぎて実家の座布団より薄い。
うーん、どうするかな。通勤に使っている革カバンでいいか。
頭が良くなりそうな寝心地。眠れないわこれ。
パリピがうっすい話をしてる
隣の大人5~6人のグループがずっと騒いでる。
大人にとって22時というのはまだまだ寝る時間じゃないというのは分かる。
そして22時半になって管理人から注意を受けて、30分後にまた騒ぐ。
他は静かなのでより話し声は目立つ。眠れない。
何故、キャンプ場で世界情勢の話をするんだ。株式投資の話もいいがその口調だと誰も株やってないでしょう。
サラリーマン達がマウンティングのため想像の話をしている。
一言でいうと、内容の極めて薄い話をしている。
このうっすい話を周辺にいる我々キャンパーはいつまで聞かされればいいのだろうか。無限列車か。
パリピたちの話が終わったのは25時であった。
暴走族が来た
そして26時になって爆音で目が覚める。
ブンブブンブンブブンブンとけたたましい音が複数。
暴走族がやってきた
そうだ、このキャンプ場は国道沿いだった。
ご丁寧にバイクと車の複合集団で、エンジン音が高音から低音まで厚みのある騒音を出している。
音が聞こえなくなったと思ったらまたやってきて爆音を鳴らすので、都会から来たキャンパーへの100%嫌がらせだろう。
結局4往復された。
大丈夫かここのキャンプ場。口コミでは1つもこんな事書いてなかったぞ。
なんか寒いんだけど
さて、目が覚めて気がついた。
寒い。超寒い。
温度は?摂氏3℃。
思った以上に寒いわ。山の中ってこんなに寒いもんなのか。
寝袋入ってタラコみたいになっているのに。
ここで思い出したようにスマホで調べた。
結論 私のシュラフは夏用
昔寝袋をくれたパパンの顔が思い浮かぶ。お父さん、ありがとう。でも今はありがたくないよ。
仕方がない、取っておきの電熱ブランケットを出すか。
モバイルバッテリーから使えるスグレモノで初めての使用だけど、これで快適な睡眠時間が送れる!もっと前に使えばよかった!
1時間後。モバイルバッテリーが切れた。
頭に浮かんだのは
嗚呼ソトヤマ、暁に死す!
取っておきの電熱ブランケット?いいえ私が持ってきたのは普通のブランケットです。そう思わないとやっていられない時間を過ごす。
そして夜が明け
それでも多少は眠れたらしく、気が付いたら朝になっていた。
なんだったんだろう、このキャンプは。
パリピ、暴走族、寝袋とブランケット。そればかりが心に残る。
枕にした革のカバンは途中頭から外れていたにも関わらず、凹んでしまい跡が残ることとなった。
まとめ
秋以降にキャンプする時は、寒さ対策も忘れずにしよう。
田舎に住んでいるソトヤマですが、外で寝泊まりしているわけではないので、寒さへの備えが不十分でした。
でも得がたい体験をしたと思ったし何より楽しかったので、次はもっとちゃんとしようと思います。
読んでくださってありがとうございました。
↑いいテントが欲しいです。その前にいい寝袋か。