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恵方巻きの抗えない魅力についてたっぷり聞いた話

2022-01-25

寿司はダメでしょう、寿司は

2022年の節分は2月3日

令和4年の2月3日(木)は節分で恵方巻きの日だそうです。
この日が来る度に前の職場の上司がこぼしていた話を思い出します。
研究者のテンプレートみたいな人で普段物静かでこういった話をする人ではないので、そのギャップが妙にツボに入って今でも覚えています。

元上司曰く

別に恵方巻という習慣に興味はないんだよ。
たださ、あちこちで寿司売られちゃうとさ、買っちゃうじゃない寿司だもん。
うちさ、家に帰ると年老いた母親がいるんだからさ、寿司売ってたら買っちゃうでしょ。
あっもちろん切るよ、食べやすく切っちゃうよ。
そんなの売ってたら買うしかないんでしょうこのビッグウェーブに。
あー、悔しいなぁ。
今日もたぶん寄ったら買っちゃうんだよ。
っていうか、今日夕飯買ってないしね、寿司だからさ。

寿司は日本のソウルフード

この人(と母親)はよっぽど寿司が好きなんだなぁと思いつつも、そうか、昨今の恵方巻きブームというのはこういった人達も取り込んでいるのかと妙に感心したソトヤマでした。
当日になんでわざわざスーパーに寄るんだということは言わないでおきました。

まとめ

寿司が日本でいかにハレの日の食べ物であるかがよくわかったお話でした。
なんでも海苔で巻けば寿司という多少強引な包容力も、この恵方巻きブームに一役買ってるのかもしれません。

読んでくださってありがとうございました。

 

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