空き缶でも炊けるよ
スキレットでご飯を炊こう
昔、なすびというタレントがテレビ番組の電波少年の中で、空き缶でご飯を炊いていたのがとても記憶に残っていました。
よく考えれば器はなんだっていいじゃないかと理屈では分かるんですが、実践しないまま年月は過ぎ、やがてキャンプブームがやってきて、そうだ、スキレットでご飯を炊こうと思い立った次第でございます。
水で米を煮る、と書くととても違和感を覚えるものですがたったそれだけのために日本の炊飯器メーカー、料理人、はたまた色んな人達がどれだけ情熱を注いできたことか。
単純ながらもとても奥の深いものですね。
原則は米と水だから
しかしながら、原則は米に水を入れ、茹でる。
ただこれだけです、シンプルです。
面倒だからという理由でなくても、今は無洗米も出まわってるので、無洗米だったら本当にサクッと計って器に入れる、それだけでオッケーです。
量をはかろう
水の量は米の125%、無洗米の場合は135%でやってます。
同じ器で測ればとてもやりやすいですね。
空き缶だっていい理由がここにあります。
理屈さえわかれば、スキレットに米を入れ、135%ぐらいかなーと測ったガラスの器で水を入れたって何ら問題はない訳ですね。
飯ごうの記事で書きましたが、その点飯ごうは内蓋が米2合、中にはここまで水を入れるガイド線付き、という親切設計になっています。
(目盛りのついたメスティンもあります)
この合理性がいいですね。
ここで一番大切なのが、20分~30分水を吸わせるということです。
これやらないと、そもそも火が通らないんですよね。
キャンプに米と水を合わせたものを作って来る人もいるくらい。
火を入れる
よく始めちょろちょろ中ぱっぱ赤子泣いても火を取るなと言いますが、
私の場合は沸騰するまでは中火、沸騰してからは弱火にしてそこから15分、その後火から降ろして10分。
心配だったらフタを開けて中の様子をみてもいいと思います。
某有名キャンパーさんも何回か開けて様子を見ると言ってました。
これでお米がツンツンに立った美味しいご飯が出来上がります。
出来上がり
さあ、出来上がりました。
しっかりと火を入れた甘みの出たご飯、なにで食べましょう。
ちなみに私はのりたまが一番だと思います。
まとめ
私が一番避けたいなと思ったのは、炊飯器が使えないからお米が炊けない、と泣き言を言う大人にはなりたくないなぁと思ったことでした。
飯ごうがなくても、鉄ヘルメットでもフライパンでも、お米は炊けるのです。
でも、たまーになんだか頭が凝り固まって、これじゃないとこの料理は出来ないとか何かそういう固定観念に囚われてしまうんですよね。
そうじゃなくて、米!水!火!ぐらいな単純な考えで暮らしてもバチは当たらないんじゃないかと思うわけです。
ということを自分でも思い返すために、この記事を書きました。
読んでくださってありがとうございました。