発した言葉は元に戻らない
同僚が出産から復帰した
ソトヤマが福利厚生を担当していた時の話です。
同じ職場の同僚が出産して、産休から明けて戻ってきた時。
「産休明けで働いて家に帰って、家事をして育児をするというのは大変ですよね、お疲れ様です」
と言ったら、
その同僚が
「そうなのよ。そういえばね、ウチの主人が「俺も2週間ぐらいだったら育休取ってあげてもいいんだけど」って言ってるんだけど、どう思う?」
と返ってきました。
多分旦那は苦労を知らない
私は分かる、これはかなり夫婦の考えが乖離(かいり)している。
ヤバいぞ。
ここで吐き出したいくらい辛い思いをしているのに、向こうは軽々しく言っているのがよりこたえるのでしょう。
ここで軽々しい返事は避けなければいけないことです。
それよりも、今の話を聞いて、私自身がかなりイラっときたぞ。かなりじゃないね、すごくだね。
刺すよ。切れ味よく刺すよ
そもそも、2週間子供を育てたからといって、子供がそんなに劇的に成長するものでしょうか。
子供が成人になるまで20年かかるんです。
週に換算すると1,042週です。
それを2週間。
そして一生「自分は育休を取ったイクメンです」という態度を取るのでしょう。
考えたら私も思わず頭に来てしまいました。
言葉が飛んで行った
とはいえ、全てが理想通りにいくものではないということも理解しています。
そういう時は、話すことでストレスを発散させる。
ここだけの話ということにしておいて、とりあえずソトヤマで良かったら本音を吐き出せばいい。
と私は思っていたのですが、
その1ヶ月後に話は急展開を迎えます。
そして彼は育休を取った
うろたえるソトヤマ。
話によると、ある日育児のことについて、ついに大ゲンカになったそうです。
そこで言ってしまったのが
「だいたいね、2週間の育休って何なのよ!ソトヤマがね、あんたのことファッション育休野郎って言ってたわよ」
うわぁ、人の名前を出されちゃったよ。
普通その場でのオフレコということで、そういうこと言わないでしょう。
どんだけケンカがエキサイトしたんですか。
多分旦那さんの矛先は奥様からソトヤマになったことでしょう。
なんて事してくれたんだ!
さぞかし傷ついたことでしょう。
6ヶ月の育休は彼のプライドの行き先だったに違いありません。
まとめ
今回の件は、あまりにストレスを抱えていた同僚、お母さんからの相談ということでつい本音が漏れてしまいました。
自分の不用意な一言で、人の人生を変える可能性があるんだと言うことを初めて知った一件でした。
火中の栗を拾って何故か自分がビクビク。
でもやっぱり2週間の育休なんてファッションだよね!
読んでくださってありがとうございました。
↑たまには、でなくてコンスタントにコーヒーブレイクしましょう