もくじ
救急救命講習を受講する
前回の記事はこちら。
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防災士になろう ~試験に受かった~
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防災士になろうと思ったら、心臓マッサージを覚える、それが救急救命講習。
私が受けたのは日本赤十字社の支部の主催する救急法(基礎講習)4時間です。
動きやすい格好で行こう
防災士試験からはや3ヶ月。
この前と同じく役場の集会室に動きやすい格好でやってまいりました。
ここでいう動きやすい格好というのは、
- 長袖が絡まったりしない(萌え袖なんてもってのほか)
- ブレスレットなどの金属を身につけていない
- 立て膝になるので、長ズボン着用
といったところでしょうか。
心臓マッサージの時に袖が落ちて来るとわずらわしいので、腕まくりをわざわざしなくてもいい服装の方がやりやすいと思います。
声を出すことが一番大切
救急救命の勉強というのは、いろいろ学びますが一番大切なことだったのは恥ずかしがらずに声を出す。
声を出すことが一番大切です。
なぜわざわざ声を出すかというと
昨今はSNSの時代です。
倒れている人がいたら、まずみんなが一番にやることは、その様子をスマホで動画に撮ることだそうです。
後でSNSにあげるためです。
なんでしょう、修羅の国なんですかね非道ですね。
そして次に救急救命しているその様子を動画で撮り、何か起これば「なんだかよくわからないことをやったせいで死んだ」などと身勝手な事を書くそうです。
なんでしょう、修羅の国なんですかね(略)
なので、昔より声出しは厳格な指導になっております。
自分はこれをやっているんだというアピールが必要不可欠なんだそう。
恥ずかしがるならやるな、と。
4時間の内訳
前半は座学で、後半は実践と試験になります。
指導員に言われたことを真面目にやっていれば大丈夫です。
私は体力がないので、本当に心臓マッサージは疲れました。
1クール30回を救急車が来るまで続けるというのは、複数人いないと本当に辛いのではないかと思います。
3クールやっただけで手が痛くなりました。
実際の救急救命の現場では、心臓マッサージの人たちが次の控えとして一列に並ぶと聞いてとてもシュールなものを感じました。
でもそれぐらいじゃないとやってられないね、交代交代でやらないと。
テンポはBPM100~120
ちなみに昔聞いた話によると、
心臓マッサージのテンポ100~120というのは
子供の曲で言うと、アンパンマンのマーチ
洋楽でいうと、エアロスミスの、「ウォーク・ディス・ウェイ」(Walk This Way)
がちょうどいいテンポだそうです。
でもそれを考えながら心臓マッサージすると30回という回数を飛ばしてしまいます。
実際練習で飛ばしかけました。注意。
講習修了
というわけで、真面目に座学を受け、後半がもっと真面目に実践をして、
最後の試験は本当に真面目に真面目に声を出して疲れきったあたりで合格を頂きました。
手が痛くなる、肩が痛くなる、腕もパンパン。
ちなみに筋も痛めました。
これはやり方が悪かったせいですね。
本当は救急救命(基礎講習)だけでなく、さらに救急員(ファーストエイドプロバイダー)養成講習まで出来ればなおいいそうです。
ご縁があればまたの機会にやりたいと思います。
受講証を授与される
受講証は紙のカードタイプのもので、私の場合はその日のうちに発行されました。
このコピーをつけて、防災士の申請書類、正確には「防災士認証登録申請書」に同封して申し込みをします。
(受講証原本を入れないようにね)
長い道のりでしたね。お疲れ様でした。
まとめ
以上が、防災士になるまでの過程です。
一連の流れのなかで、興味を持つことが一番の勉強であると実感いたしました。
読んでくださってありがとうございました。